バカラの罫線は意味ない?罫線の有効性を検証
バカラの罫線にはどんな意味があるのでしょうか?前回は、罫線の読み方について詳しく説明しましたが、今回はその効果に注目していきたいと思います。
単刀直入に言えば、バカラの罫線には意味はありません。しかし、多くのバカラテーブルに罫線が表示されているということは、バカラチャートには何かしらの役割があり、誰かがこれをどうにか使って勝っているとしか思えません。
本当にバカラの罫線は無意味なのか?様々な角度から検証
バカラの罫線には意味がないと言いましたが、ここで簡単にその理由についてお話します。
デッキの偏りは大きなパターンを作らない
サイコロを何度ふっても、次に出る目の確率は6分の1で、6が10回出ても、11回目で6が出る確率は6分の1です。バカラでは、シャッフルされたカードのデッキに多少の偏りができることもあり、次のカードは52分の1ではないかもしれません。
しかし、機械でシャッフルされたカードの小さな偏りが連勝パターンを作っているというよりは、連勝するパターンは同じサイコロの目が連続で登場したように、偶然できたものと考える方が自然です。罫線を見ると、過去の結果をもとに未来が予想できるのではないかと勘違いしてしまいますが、膨大な過去のデータをもってコンピューターにも予測できない結果を、人間が短い罫線から予測することは不可能です。
罫線が使えるならカジノは使わせてくれないはず
シンプルに考えて、罫線が当たるのであれば、プレイヤーに罫線を使わせたくないはずですが、オンカジでは罫線を表示しています。これはオンカジが罫線を表示してもしなくても、結果(取り分)には影響しないこと、また、罫線が表示されている方が、罫線信仰者が利用してくれることを知っているということです。
欧米では使われてない
日本や中国などではバカラの解説は罫線に必ずといっていいほど触れていますが、欧米ではバカラチャートやバカラ・スコアボードはそれほど人気がありません。バカラチャートの読み方を解説している記事には「アジアで人気の」というような記述があります。
海外で、罫線を読み解くのではなく、アルゴリズムはあるかというような記事も見られましたが、結局は予測不可能のようです。
バカラの罫線を使って結果を予想してみた
実際に、パターンを見つけてベットしてみました。
各カジノのエボリューションゲーミング社のカジノロビーに行くと、それぞれのテーブルの大路を一覧でリアルタイムに確認することができます。
パーっと見て、パターン化されているようなチャートを探します。
まさに同じ波がきているテーブル(罫線)を見つけました。
矢印のゲームから、プレイヤー1勝、バンカー2勝、を繰り返すニコイチ状態となっています。
この罫線の波に乗るとすれば、次はバンカーの勝利となるはずです。
来ました。見事勝利です。こうなると、次はプレイヤーの一択ですよね。
見事に的中しました。
もちろん次はバンカーの連勝に賭けます。
勝ちました。罫線予測を利用して4回連続予想が当たりました。スクショを撮るのに手こずり、ベットに間に合わなかった回もありましたが、罫線予測は当たりました。
ニコイチはよく見られるパターンなので、ベット割合を見ればわかる通り、他のプレイヤーもニコイチを追ってベットしているのがわかります。
これだけ罫線が目につくところに表示されていると、見てしまうのも事実。そして、この罫線を参考にしながらプレイするのが、バカラの楽しみのひとつでもあると思います。
しかしこうやって(偶然)勝利したからって浮かれていると、泣きを見ます。この勝利パターンが永遠に続くわけではなく、なんなら結構すぐに切れますし、確率論からいって罫線予測が意味をなさないことは上述したとおりです。
過信は禁物。もう少し有効な攻略法も実はあるので、次にそれらのバカラ攻略法を紹介していきます。
バカラに有効な攻略法
バカラの罫線は迷信に近いものがありますが、攻略法は検証もされているため、バカラチャートよりは少しは頼りにできます。ここでバカラで使える攻略法を紹介します。
マーチンゲール法
マーチンゲール法は、負けたら次のラウンドで賭け額を2倍にするということを勝つまで繰り返す方法です。大きく勝つことはできませんが、テーブルリミットに達しない限りは連敗に強い攻略法なので、バカラでも十分通用します。最初のベット額を低めに設定しておくことをおすすめします。
パーレー法(逆マーチンゲール法)
パーレー法は、逆マーチンゲール法とも呼ばれる、マーチンゲール法と並んで有名な攻略法です。勝ったら負けるまでどんどん賭け額を増やしていく方法で、短時間で一気に稼ぐことも可能です。バカラの他にも、ルーレットやブラックジャックなど2倍配当のゲームで効果があります。
ウィナーズ法
ウィナーズ法は、数列を使ってベット額を調整していき、数列がなくなるまで賭け続けるという方法で、モンテカルロ法にも似ています。ウィナーズ法は、ココモ法のように2連敗した時点から使い始めます。
連敗に弱い、2連敗しなければ使えない、などの欠点もありますが、バカラやルーレット、さらには投資の世界でも利用されている有名な攻略法です。