666戦略(666法)とは?ルーレットの攻略法
666戦略は、666ベット法や悪魔のベット法とも呼ばれる、ルーレットで使えるオンラインカジノの攻略法です。ルーレットの必勝法としてはよく知られており、その勝率は約89%とも言われていますが、高リスク高リターンな賭け方です。
ここでは、666戦略は果たして使い物になるのか、666戦略のメリットとデメリット、そして、実際にルーレットでこの攻略法を使ってみた結果を公開します。
666戦略名前の由来
映画「オーメン」などでも、悪魔の数字とされる666ですが、実は666はルーレットの数字である0から36の合計でもあります。つまりは666戦略は、単に「ルーレットの戦略」という意味です。
この合計666ですが、ルーレットには悪魔が宿っているなどという迷信深い人もいるようですが、「カジノの女王」とも呼ばれるルーレットですから、勝ったか負けたかによってルーレットの印象も変わるようです(笑)
666戦略の仕組みと使い方
666戦略は3種類のベットの種類を組み合わせ、66ドルを33カ所と多くの目に賭けることで、勝率を上げることを目的としています。
3種類のベットエリアと賭け額は一見ランダムに見えますが、よく見てみると、当たれば最終的には+6で終わるようになっています。
それでは実際に賭け方を見てみましょう。
666戦略の使い方
- 赤に36ドル賭ける(計36ドル)
- 4ドルをスプリットベットで以下の数字に賭ける0/2、8/11、10/13、17/20、26/29、28/31(計24ドル)
- 2ドルを以下のシングルのうち3箇所にかける 4、6、15、22、24、33、35(計6ドル)
もちろん、赤でなくてはいけないという訳ではなく、黒を選ぶことも可能ですが、その場合、手順2のスプリットベットやシングルベットの数字も赤の数字に変わるため、手順の通り賭けることをおすすめします。
666戦略で稼げる?666戦略の効果検証
666戦略は、勝率約9割で、ルーレットのみで使えます。この攻略法は、ハウスエッジが低いヨーロピアンルーレットで使うのがおすすめです。ここで666戦略の効果を見てみましょう。
666戦略の弱点
666戦略には、他の攻略法同様、弱点があります。
期待値がマイナスである
666戦略では、勝率は勝率約89%ではあるものの、統計的にみると理にかないません。どうして勝率は89%で期待値がマイナスなのかここで分かりやすく説明します。
まず、勝率89%を検証してみましょう。ルーレットの目は0-36なので、ポケットの合計は37です。そのうちの33箇所に賭けるため、33を37で割ると、89.189%の確率で当たるという確率になります。残りの4カ所に当たる確率は、残りの1.108%と一見低いように見えます。
しかし実際には、勝った場合と負けた場合にどれだけの金額が動くのかを見る必要があります。
- 負けた場合の損失(4カ所に当たった場合)の損失
4カ所x-66ドル(賭け額の合計)=-264 - 勝った場合の儲け
33カ所x6ドル(一回勝った場合の儲け)=198
この二つを足すと-66ドルという計算になります。
一度負けると負けを取り戻すのに時間がかかる
一度負けると-66ドル、一度勝つと6ドルの儲けですから、一度負けたら11回勝たなければマイナスを挽回できない計算となります。
666戦略をルーレットで実際に試してみた
ここで666戦略をもう一度違う数字を使ってシミュレーションしてみました。
勝つ確率は約89%であることを考え、100回中、89回勝ち11回負ける計算です。一回の勝利で獲得できる金額は6ドル、負けで出る損失は66ドルなので、
6ドル x 89回 – 66ドル x 11回= 534 – 726 = -192
これは短期的にプレイすれば勝つかもしれませんが、長くプレイすればするほど、このマイナスの期待値に近づくため、おすすめできません。
しかし、物は試し、ここで実際に666戦略を使ってみました。
10回中4敗という無残な結果に終わってしまいました。4回分の負けを取り戻すには44回勝たなければいけないため、このまま続けるのは無駄でしょう。
しかし最初に3連勝したのは事実なので、短期で使えるというのは本当かもしれません。
666戦略のまとめ
- 勝率は約89%ではあるものの、期待値はマイナスであるため、統計的に見て使えない
- もしも試すのなら、短期で使うのがおすすめ
666戦略のよくある質問
666戦略は2倍配当のゲームで効果を発揮します。2倍配当のゲームにはバカラやルーレット(赤・黒、偶数・奇数、ハイ・ロー)、シックボー、クラップスなどがあります。
666戦略法には、明確な引き際がないため、損失上限や、勝ち逃げするのに最適な額をプレイする前に設定して、自分で引き際を事前に決めておくといいでしょう。