公開 2020年4月7日 |更新 2020年5月18日
ダランベール法とは

ダランベール法(ピラミッド法)とは?

ダランベール法(D’Alembert )はピラミッド法とも呼ばれており、フランス数学者物理学者のジャン・ル・ロン・ダランベールによって18世紀に考案された、プログレッシブ型と呼ばれる賭け方です。方法は簡単で、最少ベット額から始め、負けたら賭け金を1ずつ増やし、勝ったら賭け金を1ずつ減らすということを繰り返していくものです。考え方としては、負けた時に賭け額を増やせば、勝った時に負けた分を取り返せるというものです。

ここでは、ダランベール法は果たして効果的なのか、その長所と短所、そしてダランベール法を実際にオンラインカジノで使ってみた結果を紹介します。

ダランベール法の仕組み

ダランベール法はマーチンゲール法の一種ともいわれており、負けたら次のラウンドで賭け額を1ユニット増やし、勝ったら次のラウンドで前回の賭け額から1ユニットを減らした額を賭けます。

考え方としては、2倍配当のゲームの勝率は50/50なので、50%の確率で負けたとしても、負けた時に賭け額を増やせば、勝って負けを取り戻すことができるだろうというものです。

資金の増減が緩やかなので、連敗が続いた場合、一回の勝ちで負けを挽回することはできないものの、長期的に使い続けていれば、勝率はより本来の50/50に近づくため、いつかはプラスになるという、コツコツ型の考え方があり、ローリターンではあるものの、ローリスクであることでも知られています。

ダランベール法の由来

ダランベール法の名称は、18世紀のフランス人の哲学者、数学者、そして物理学者でもあったジャン・ル・ロン・ダランベール(Jean Le Rond d’Alembert)に由来します。

ダランベールは、「コインを投げて、もしも表が出たら、次に投げた時に裏が出る確率が高くなる」という説を唱えました。これはもちろん、裏が出る確率は表同様、毎回1/2なので、説自体は間違っているのですが、この説はルーレットプレイヤー間で広まり、現在のダランベール法として、300年経った今でも攻略法としてカジノ界で使われています。

ダランベール法はピラミッド法とも呼ばれており、コツコツと勝ちを積みかせていくところから、この名前が使われるようになりました。

ダランベール法の使い方

ダランベール法の使い方は至ってシンプルで、初回ベット額(1ユニット)を決めたら、以下のルールに従ってルールを進めていきます。

  • 負けたら、次のラウンドで賭け金を1ユニット増やす
  • 勝ったら、次のラウンドで賭け金を1ユニット減らす

以下が、ダランベール法を使った場合のシミュレーションです。

ダランベール法をオンラインカジノで利用したシミュレーション

見ての通り、賭け額の増え下がりは緩やかです。連敗が続くと、一度の勝ちでは負けは取り返せません。

ダランベール法で稼げる?ダランベール法の使い方と効果

ダランベール法は2倍配当のルーレット用に考案されたと言われていますが、配当率が2倍以上の多くのゲームで応用できます。例えば以下のテーブルゲームで利用することができます。

ダランベール法の弱点

ローリスクと言われるダランベール法ですが、他の攻略法同様、弱点がいくつかあります。

損をなかなか回復できない

マーチンゲール法よりもはるかに安全なダランベール法ですが、負けが続くと、獲得額がどんどんマイナスになっていき、なかなかマイナスから抜け出せないことがあります。

稼ぐまで時間がかかる

負けが続いてしまい、マイナスを回復するまで長期戦になることもあるダランベール法は、連敗が続くとなかなか稼がせてくれません。勝てば勝つほどベット額は下がっていくことも、長期戦のわりに稼げない要因の一つです。

ルーレットでダランベール法を応用

ルーレットでダランベール法を利用する際に、自分なりに以下のルールを設けました。

  1. ヨーロピアンルーレットを利用する。(アメリカンルーレットは0と00と二つあり、0と00は赤黒、偶数奇数、ハイローのどちらにも入らないため、勝率がヨーロピアン版よりも低い)
  2. 1ユニット1ドルで、10回以上回す
  3. 10回目でマイナスの場合、勝利金ゼロに近づけるまで20回目まで回す
  4. 赤のみに賭ける

これで回した結果、以下の通りになりました。

ダランベール法をルーレットで応用

負けが続いたものの、最終的には+1で終わりました。10回賭けて少額の勝利金で終わるのはなんとも言えませんが、1ユニット100ドルであれば、最高賭け額は7回目で500ドル、最終的には100ドルで終わっていたため、賭け額を調節すれば使う価値はあるかもしれません。

逆ダランベール法:連勝で稼ぐ

マーチンゲール法逆マーチンゲール法(パーレー法)があるように、ダランベール法にも逆ダランベール法が存在します。逆ダランベール法は以下のルールでゲームを進めていきます。

  • 勝ったら、次のラウンドで賭け金を1ユニット増やす
  • 負けたら、次のラウンドで賭け金を1ユニット減らす

ダランベール法の弱点の一つに、稼がせてくれないというものがりますが、勝ったら賭け金を増やしていく逆ダランベール法では、連勝すればするほど勝利金が大きくなります。

結論から言えば、逆ダランベール法はあまり効果的ではありません。なぜなら連勝しなければ、効果が発揮できないこの方法ですが、連敗が続けば効果が全くないのと、勝った時の賭け額の増え方が緩やかなので、連勝してもさほど大勝ちすることはないからです。

先ほどのルーレットの勝敗を使って、ダランベール法と逆ダランベール法を比較した結果は、以下の通りです。

ダランベール法と逆ダランベール法の比較

ダランベール法のまとめ

  • ローリスク、ローリターン。連敗が続くと、長期戦になる可能性がある
  • 賭け額の上がり下がりが緩やかなので、残高が少ない場合には使えるかも
  • ルールが簡単なのと、リスクが低いため、初心者向け

ダランベール法のよくある質問

ダランベール法が使えるカジノゲームは?

ダランベール法は2倍配当以上のゲームで効果を発揮します。2倍配当のゲームにはバカラやルーレット(赤・黒、偶数・奇数、ハイ・ロー)、シックボー、クラップスなどがあります。

逆ダランベール法とダランベール法の違いは?

ダランベール法と逆ダランベール法の違いは、勝った時、負けた時に、賭け額を増やすかそれとも減らすかが逆になっている点です。

ダランベール法の引き際は?

ダランベール法では、連敗が続くと損がなかなか回復できないため、損切りが必要になる場合があります。プレイする前に、「損額がXXXになったらやめる」ということを決めておくといいでしょう。

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