オスカーズグラインド法とは?
オスカーズグラインド法は、ダランベール法(ピラミッド法)の改良版とも呼ばれる、連敗に強いカジノ攻略法です。
オスカーズグラインド法は、勝つたびに賭け額が上がるため、プログレッシブ型とよばれる賭け方の一種です。
ここでは、果たしてオスカーズグラインド法で稼ぐことはできるのかを、シミュレーションや実際にオンラインカジノで攻略法を実践してみた結果を元に検証します。
オスカーズグラインド法の仕組みと使い方
オスカーズグラインド法の使い方は簡単で、初回ベット額(1ユニット)を決めたら、以下のルールに従ってゲームを進めていきます。
- 勝ったら、次のラウンドで賭け金を1ユニット増やす
- 負けたら、次のラウンドで同額を賭ける
オスカーズグラインド法の損切り方法・引き際
オスカーズグラインド法では、いつ攻略法を終了するかという引き際を自分で設定しなければいけません。収支が0になるまで、もしくはプラスになるまで1セットとするといいでしょう。
以下がオスカーズグラインド法を使った場合のシミュレーションです。
見ての通り、賭け額は勝った時に1ユニット増えるだけなので、賭け額の変化は緩やかです。連敗時に賭け額を上げなくとも、数回の連勝で負けを回復することができました。
オスカーズグラインド法と逆ダランベール法の違い
オスカーズグラインド法と逆ダランベール法の違いは、負けた時の対応です。逆ダランベール法では、負けたら次のラウンドで賭け額を1ユニット増やすのに対し、オスカーズグラインド法では賭け額を変えず同額を賭けます。
負けた時に賭け額を増やすと、負けを早く回復できるという利点がありますが、オスカーズグラインド法では、勝つことだけに焦点を当てているため、マイナスの挽回を視野にいれているマーチンゲール法などと比べると、低リスク型だといえます。
オスカーズグラインド法で稼げる?オスカーズグラインド法の効果検証
オスカーズグラインド法は、2倍配当のゲームで効果を見せると言われています。2倍配当とは、勝ったら賭けた額が2倍になって返ってくるゲームのことです。
2倍配当のゲームの例:
オスカーズグラインド法の弱点
オスカーズグラインド法は低リスクではあるものの、他の攻略法同様、弱点がいくつかあります。
稼げるまで時間がかかる
オスカーズグラインド法は、負けを挽回するのには適している反面、収支がプラスの間は、賭け額が毎回リセットされるため、賭け額が上がらず、稼ぐのには向いていません。
引き際を自分で決めなければならない
オスカーズグラインド法では、1ユニットにリセットするタイミングを自分で見図らなければいけません。儲けの総額がマイナスの場合は、「収支が0になったらリセットする」というルールを使うことができますが、これでは儲けに繋がりません。
上記のシュミレーションを例にとると、2回目と10回目で収支がゼロになったので、リセットして次の回をまた1ユニットではじめることができますが、それでは稼ぐのに時間がかかってしまいます。そのため、自分でオスカーズグラインド法をやめるタイミングを見図ることが儲ける鍵となります。
オスカーズグラインド法を実際に試してみた
オスカーズグラインド法は果たして効果的なのか、マイナスから抜け出すのに役立つのか、実際にバカラとルーレットで攻略法を使ってみました。
オスカーズグラインド法をバカラで応用
オスカーズグラインド法をバカラで利用する際に、自分なりに以下のルールを設けました。
- 1ユニット1ドルで、収支+10になるまで10ラウンド以上プレイする
- プレイヤーのみに賭ける
- 利益が出たら即リセット
- 10回目でマイナスの場合、勝利金ゼロに近づけるまで20回目までプレイする
以下がオスカーズグラインド法をバカラで実践した結果です。
7連敗続いたため、どうなるかと思いましたが、4回の勝ちで収支をプラスにすることができました。
オスカーズグラインド法をルーレットで応用
オスカーズグラインド法をルーレットで使う前に、自分なりに以下のルールを設けました。
ヨーロピアンルーレットを利用する。
- 1ユニット1ドルで、収支+10になるまで10回以上回す
- 赤のみに賭ける
- 利益が出たら即リセット
- 10回目でマイナスの場合、勝利金ゼロに近づけるまで20回目まで回す
※Rはリセット
5回目で収支がプラスになったので、6回目でリセットしましたが、収支がプラスのままなので、7回目でリセットするべきか、それとも勝ったので1ユニット増やすべきが迷いましたが、とりあえず1ユニット増やすことにしました。
オスカーズグラインド法のまとめ
- 低リスクである反面、コツコツ型なので儲けられない
- 他の攻略法を使用中、マイナスから抜け出せない時に、オスカーズグラインド法に切り替え、収支が0になるまでプレイするといいかもしれない
オスカーズグラインド法のよくある質問
オスカーズグラインド法は2倍配当のゲームで効果を発揮します。2倍配当のゲームにはバカラやルーレット(赤・黒、偶数・奇数、ハイ・ロー)、シックボー、クラップスなどがあります。
オスカーズグラインド法では、いつ攻略法を終了するかという引き際を自分で設定しなければいけません。収支が0になるまで、もしくはプラスになるまで1セットとするといいでしょう。
オスカーズグラインド法では負けたら、賭け額を変えず同額を賭けますが、逆ダランベール法では、負けたら次のラウンドで賭け額を1ユニット増やします。