10%法(テンパーセント法)の効果検証:賭け方からシミュレーションまで
テンパーセント法(10%法)とは、その名の通り、資金の10パーセントを賭けるという、とてもシンプルなカジノの攻略法です。
10%法は、そのシンプルさから、オンラインカジノだけではなく投資でも使われています。今回は果たして10%法で稼ぐことができるのかを、シミュレーションや実際にルーレットとバカラで利用してみた結果を元に検証します。
10%法の仕組みと使い方
10%法は手持ち金の10パーセントを賭けるだけです。
10%法では、勝てば手持ち金が増え、それに伴って賭け額も上がり、負ければ賭け額が下がるため、負ければ負けるほど賭け金が上がるマーチンゲール法などと比べ、使いやすい賭け方です。賭け額の上下が緩やかな点も、この賭け方の特徴です。
10%法で稼げる?10%法の効果検証
10%法は、2倍配当のゲームで効果を見せると言われています。2倍配当とは、勝ったら賭けた額が2倍になって返ってくるゲームのことです。
2倍配当のゲームの例:
10%法の結果をシュミレーション
10%は果たして有効なのか、いくつかのシナリオを用意し、10%法の賭け額の推移と効果を検証してみました。
- 5連敗後5連勝した場合
最初に連敗が続くと、賭け額が減るため、5連敗後、6連勝でやっとマイナスを抜け出せる状態と、回復に時間がかかります。
- 5連勝後5連敗した場合
最初に勝ちが続くと、賭け額と儲け額が高いため、5連勝後、4連敗までマイナスを回避できます。
- 勝ち負けを繰り返した場合
勝ち負けを繰り返した場合、大損はしませんが、徐々に資金が減っていく傾向になります。
10%法の弱点
シミュレーションにも表れている通り、10%法には他の攻略法同様、いくつかの弱点が存在します。
最初に負けが続くと、回復に時間がかかる
10%は賭け額が持ち金の総額に比例するため、負けが続けば続くほど、賭け額が減り、儲けも減ります。そのため、最初に負けが続いてしまうと、収支マイナスの状態からなかなか抜け出せません。
引き際を自分で決めなければいけない
10%法は、資金がゼロにならない限り使い続けられる攻略法なので、自分で引き際を決めなければなりません。
10%法を実際に試してみた
ここで実際にバカラとルーレットで10%を実際に使ってみました。
10%法をバカラで応用
バカラで10%法を使うに当たって、自分なりに以下のようなルールを設けました。
- プレイヤーのみに賭ける
- 手持ち金100ドル
- 賭け金のドル未満四捨五入
- 最大20回目までプレイする
負けが続いたため、20回で資金が約30%まで減ってしまいました。10%では、資金が減っても、残高がゼロになるまでは賭け続けられるため、長期的にプレイし、マイナスを回復することが可能です。
10%法の応用として、5%法があり、今回の場合20回プレイして資金が約15%減る計算になります。もちろんリスクが減る分、儲けも減るため、長期的にプレイした場合、似たような結果に終わります。
10%法をルーレットで応用
10%法をルーレットで実際に使うに当たって、自分なりに以下のようなルールを設けました。
- ヨーロピアンルーレットを使用
- 赤のみに賭ける
- 手持ち金100ドル
- 賭け金のドル未満は四捨五入
- 最大20回目までプレイする
初回に3連勝したこともあり、20回をプラスで終えることができました。最後に3連敗があったため一気に残高が減ってしまいました。
自分なりに最初に「手持ち金が50%増えたらゲーム中止」などと決めていれば、17回目で153ドルで終えることができたでしょう。
10%法のまとめ
- 使い方が簡単で、賭け額の推移が緩やかではあるものの、攻略法というほどの効果は見られない
- 10%法は持ち金の10%を賭けていくため、手持ちがなくなるまで賭け続けることが可能なので、引き際を見極めるのが大切
10%法のよくある質問
10%法は2倍配当のゲームで効果を発揮します。2倍配当のゲームにはバカラやルーレット(赤・黒、偶数・奇数、ハイ・ロー)、シックボー、クラップスなどがあります。
10%法には明確な引き際がないため、手持ち金の○○%負けたら、または手持ち金を○○円まで増やせたらと、上限と下限を前もって決めておくといいでしょう。