フラワーベット法で稼げる?フラワーベット法の効果検証
フラワーベット法は、9倍〜144倍の高額配当獲得が期待できるルーレット限定で使用するベット法です。
選択した1つの数字とその周囲8カ所、合計9カ所にチップを置くだけという覚えやすい賭け方で、チップの置き方が花びらが開くような形になることから日本では、フラワーベット法と呼ばれています。
ここでは、フラワーベット法の勝率や配当、実際に試してみた結果、さらにフラワーベット法の応用法までわかりやすくご紹介します。
フラワーベット法の基本の賭け方
フラワーベット法の基本の賭け方は、まず出目の数字(0〜 36)に直接べットするインサイドベットから、1つの本命数字を選択します。そして、選択した数字を囲むように四側面と四隅の8カ所、合計9つにチップを置くという賭け方です。
それでは、ここで実際に、ミスティーノのお試しモード(無料)で遊べるテーブルゲーム、レッドタイガー社の「ヨーロピアン・ルーレット」で、フラワーベット法を使った賭け方の流れをご紹介します。
まず、好きな数字を選び、四角枠(正方形)の中に記載された数字の上にチップを置きます。
今回は、「5」を選びました。
この賭け方は、数字一つを選びその数字がみごと当たれば、36倍の配当を狙えるストレートアップ(Straight Up)と呼ばれる賭け方です。
次に、「5」を囲む正方形枠の線上にチップを置きます。
この場所は、隣り合う2つの数字を同時にベットできるスプリット・ベット(Split Bet)と呼ばれる賭け方です。たとえば、中央に位置する本命数字の「5」とその右横に位置する「8」の境目に置かれたチップは、「5」と「8」のどちらかの数字が出れば、当たりとなり配当18倍を獲得できます。
最後に、「5」を囲む四角枠(正方形)の四隅に1、2と同額のチップを置きます。この位置は、コーナー・ベット(Corner Bet)と呼ばれる賭け方で、置いたチップを囲む4つの数字に賭けられます。当たれば配当は、9倍です。
フラワーベット法の勝率と配当
フラワーベット法の平均的な勝率は、24.32%と低めですが、当たれば最高144倍の高配当が手に入るという、ハイリスク・ハイリターンの攻略法です。
※フラワーベット法の賭け(1回)に使用する9エリアを、ヨーロピアンルーレット(計37ベットエリア)で割って算出した数字です。
基本的なフラワーベット法の配当パターンは、9倍・36倍・144倍と3つ存在します。
ここでは、チップ1枚=1ドルとして、フラワーベット法を使用した場合を例に、フラワーベット法の配当パターンをそれぞれご紹介します。
配当9倍
上の画像の場合、「3」「1」「9」「7」の4隅いずれかの数字が出た場合は、4つの隣接する数字に賭けるコーナー・ベットに該当し、配当9倍になり、1チップ=1ドルで賭けているので9ドルを獲得できます。
ただし、フラワーベット法では、1回のゲームで9カ所=9チップを使用するため、すでに9ドルを賭け金として使用しています。そのため、配当9倍で9ドルを獲得しても、残念ながら、勝利金は発生しません。
配当35倍
「6」「2」「4」「8」の上下右左のいずれかの数字が当たった場合、2つコーナー・ベットと、1つのスプリット・ベットに該当するので35倍の配当を獲得できます。
たとえば、「6」が当たった場合、配当の位置は以下のようになります。
コーナー・ベット(9倍×2カ所)+スプリット・ベット(18倍×1カ所)=35倍
上の画像では、1チップ=1ドルで賭けているので勝利金35ドルを獲得できます。
配当144倍
中央の本命数字が当たると、配当36倍のストレートアップはもちろんのこと、配当9倍の4つのコーナー・ベット、配当18倍の4つのスプリット・ベットと、置いたすべてのチップが当たりに該当することになります。
ストレートアップ(36倍)+コーナー・ベット(9倍×4カ所)+スプリット・ベット(18倍×4カ所)=144倍
となり、合計144倍の配当を獲得できます。
たとえば、上の画像では、中央の本命数字「5」が、みごと命中した場合1チップ=1ドルでベットしているため、1ドルx144倍で144ドルを獲得できます。
フラワーベット法のメリット
フラワーベット法のメリットは、大きく分けると以下の2つがあります。
- 当たれば高額配当を獲得できる
中央にチップを置いた本命の数字が当たれば最高144倍の高額配当を得られます - 初心者から上級者までだれでも簡単に利用できる
本命の数字を決めれば、その数字を中心に、8個のコインを配置するだけなので難しいテクニックは不要で、初心者でも簡単に利用できます
フラワーベット法のデメリットとその対策
フラワーベット法のデメリット(弱点)は、大きく分けると以下のようになります。
- 勝率が低い
勝率が約24.32%と、勝率50%のマーチンゲール法など他のルーレット攻略法に比べると低いベット法です - 資金を必要とする
1ゲームで9単位(9チップ)のベット額を必要とするため、ある程度の資金が必要になります
それでは、ここからは2つのデメリットに対しての対策を順にみていきましょう。
勝率が低い事への対策
勝率が低いというフラワーベット法の弱点に対する対策は、以下の通りです。
損失した場合、タイミングを見計らって損失回収用の必勝法に切り替える
フラワーベット法は、勝率が低いため、損失が膨らむ可能性の高い必勝法です。そのため、損失が出はじめたら、タイミングを見計らって損失回収用の必勝法に切り替えることが必要です。
損失回収として利用できる代表的な必勝法
- マーチンゲール法:前ゲームの賭け金を倍額にできる攻略法
- モンテカルロ法:時間をかけて利益を生み出す数列を利用したベット法
- ココモ法:一回の勝利だけで利益が獲得できると言われている攻略法
- グランマーチンゲール法:一度勝つだけで大きく利益を上げられるベット法
また、確実な対策ではありませんが、出続けている数字よりも、出ていない数字の方が、その後出やすいという統計的な確率論を考慮して本命数字を選ぶというテクニックも存在します。
この場合、本命の数字(チップを置く中央の数字)は、賭ける前にテーブルの出目表をチェックし、よく出ている数字の周辺で出ていない数字(コールドナンバー)を選択します。
資金を必要とする事への対策
次に、資金を必要とするというフラワーベット法の弱点に対する対策を2つご紹介しましょう。
長時間利用しない
勝率が低い上、1回のベットで9単位(9チップ)が必要となるので、資金面から考慮すると、長時間使用するのに適したベット法ではありません。
損失した際はもちろんのこと、利益を手にしたとしても、事前に「利益が〇万になったら他の手法に切り替える」など勝ち逃げの自分ルールを作っておくとよいでしょう。
使うタイミングを見計らう
フラワーベット法は、勝率は低いですが、当たれば最高144倍の配当を獲得できるので、短時間で大きいリターンを見込みたい時に利用したい攻略法です。
そのため、たとえば手持ちの金額がかなり少なくなり、損失を考えず大勝負にでたい時など、使うタイミングを見極めることが肝心です。
フラワーベット法を実際に試してみた
今回は、ベラジョンカジノのデモモード(無料)でワンタッチ社のテーブルゲームルーレット、クラシック・ルーレット(CLASSIC ROULETTE)を、フラワーベット法を実際に使用してプレイしてみました。
クラシック・ルーレットは、最小0.25ドル〜最大5,000ドルのチップ(単位)を選べます。
今回は、わかりやすいようにコインは、1ドルのみ利用します。
コールドナンバー(あまり出ていない数字)から選択した「26」を本命数字に決定しチップを置いたら、その枠線上8カ所にチップを配置し(合計9ドル)、「スピン」を押します。
結果は「32」だったので残念ながら損失9ドルです。1回で9ドルが消えるのは、結構な痛手かもしれません。
2回目は、「23」を中心にコインを配置して勝負しましたが、またもや9ドルを損失してしまいました。
その後5回目までフラワーベット法を使用しましたが、一度も勝利を手にすることはできませんでした。5ゲームを終了した結果は、すべてのゲームで負けて、総額45ドルを失いました。
実際に使用してみると、フラワーベット法は、コツコツと利益を上げる攻略法ではなく、損失を出しても、とにかく一攫千金を狙いに行くという捨て身の戦法ではないかという印象を受けました。
フラワーベット法の応用
フラワーベット法を応用して使うことで、勝率や配当を若干高められたり、損失を少し減らすことが可能になります。
ここでは、初心者でも使える簡単なフラワーベット法の応用を3つご紹介します。
フラワーベット法+アウトサイドベット(損失額を抑える)
フラワーベット法をアウトサイドベットと組み合わせて使うことによって、フラワーベット法で賭けたエリアが当たらなくとも、アウトサイドベットが当たれば損失額を抑えられるという利点があります。
数字の列や色などのグループに対して賭けるアウトサイドベットは、配当は低いものの、数字に直接賭けるインサイドベットよりも、当たる確率が高いベットエリアです。
メリット:負けた時の損失額を抑えられる
デメリット:アウトサイドベットにも賭けることにより、1ゲームでの賭け単位(チップ数)が増える
配置エリアを広範囲にする(勝率を高める)
チップの配置エリアを広めにとることで、基本のフラワーベット法の配置よりも勝率を高めることが可能です。ただし、賭ける対象が増えるため、最高配当倍率は低くなります。
メリット:勝率が基本のフラワーベットよりも高くなる
デメリット:最高配当倍率が低くなる
ここでは、代表的な配置パターン2つをご紹介しましょう。
スプリットベット限定で配置(最高配当:36倍)
すべてのチップの配置をスプリット・ベットに限定することによって、賭ける数字が増えるため、基本配置よりも勝率が、33%と若干高くなります。
ただし、配当倍率は、18倍・36倍の2パターンで、最高配当倍率は基本のフラワーベット法よりも低くなります。
スプリットベット2カ所+コーナーベットを6カ所に配置(最高配当:72倍)
数字2つの周辺にスプリットベット2カ所と、コーナーベットを6カ所配置します。上の画像では、「5」と「8」の周辺にコインを配置しました。配当倍率は、9倍・18倍・36倍・72倍の4パターンになります。
ただし、配置したフラワーベットの数分、ベット額も倍増するというデメリットがあります。
メリット:勝率が高くなる
デメリット:ベット額が高額になる
フラワーべットを複数配置する(勝率を高める)
ダブルフラワーベット(フラワーベット2つ配置)や、トリプルフラワーベット(フラワーベットを3つ配置)など、フラワーベットを複数配置し、カバーする数字を広げることによって勝率を高めます。
ただし、配置したフラワーベットの数分、ベット額も倍増するというデメリットがあります。
メリット:勝率が高くなる
デメリット:ベット額が高額になる
フラワーベット法のまとめ
フラワーベット法は、たった1回のゲームで一攫千金を狙えるチャンスがあるルーレット限定の攻略法です。
チップの置き方は、すぐに覚えられるので、初心者の方でも簡単に利用できますが、高額配当の反面、勝率が低いことや、ある程度の資金を必要とするというデメリットも存在します。そのため、短時間で高配当を狙って勝負したい時に限定して利用したいベット法といえます。
資金管理をしっかりした上で、資金に余裕ができた時や、資金がほぼなくなり最後の大勝負に出たい時など、タイミングを見計らって使ってみるとよいでしょう。
フラワーベット法のよくある質問
フラワーベット法は、ルーレットのみで利用できるカジノのベット法です。
フラワーべット法は、勝率が低い攻略法であり、勝てるという保障は他の攻略法と同様にありません。ただし、最高配当144倍という高額配当のため、当たれば一攫千金を狙えるというメリットがあるベット法です。
フラワーべット法は、全種類のルーレットで利用できますが、本命に当たる確率が高いヨーロピアンルーレットに使用すると、必然的に勝率が高くなります。