ブックメーカーで勝ちすぎると規制される?現役ブックメーカー社員に聞いてみた
ブックメーカーで勝ちすぎると規制の対象になると言われていますが、実際のところどうなのでしょうか。巷では様々な情報が出回っていますが、どうやら誤った情報を記載しているサイトも多いようです。
そこで、ブックメーカーで稼ぎすぎるとアカウントが規制されるのか、規制された場合の対処法、規制が一切ないブックメーカーなどについて、某大手ブックメーカーの現役社員に質問をして得た情報をまとめました。
現役社員だからこそ知っている裏情報も入手したので、今回はブックメーカーサイトやアフィリエイトサイトでは通常見つけることのできない、ブックメーカーの裏側についてもちょこっとお話しようと思います。
ブックメーカーで勝ち過ぎるとどうなる?
ブックメーカーを利用する上で、プレイヤーが不安に感じるであろう点について、現役ブックメーカー社員に単刀直入に質問してみました。ここでは、現役社員から得た情報を紹介していきます。
ブックメーカーで勝ちすぎると規制されるか
ブックメーカーで勝ちすぎると規制されることがあります。主な規制対象はベット(賭け額)です。ブックメーカーは、試合ごとにベット上限を設定しています。個人のベット規制は基本的にパーセンテージの規制であり、例えば「一般プレイヤーのベット上限の5%まで」という規制をかけられた場合、通常100ドルまで賭けられる試合で5ドルまでしか賭けることができなくなります。
その他にも、キャンペーンに申請できなくなったり、完全にベット自体ができなくなり、残高を出金するしかない厳しい規制も存在します。
ブックメーカーは、運次第で結果が決まるオンラインカジノとは異なり、ハンディキャップやマルチベットなどの賭け方を活用し、試合分析や資金管理を適切に行うことで、知識や経験のあるプレイヤーであれば長期的に儲けられる可能性があります。しかし、ブックメーカーの運営にはさまざまな経費がかかるため、事業を継続するには一定の利益が必要です。
そのため、ブックメーカーは一般的に約2〜8%のマージン(利益率)を確保して運営されています。この利益率に大きな影響を与えるほど勝ち続けるプレイヤーに対しては、利益を維持するためにベット制限が設けられる場合があります。
ブックメーカーでベット規制の対象となるプレイヤー
ブックメーカーでベット規制の対象となるプレイヤーの例を紹介します。
- 「長期的に勝ち続けているプレイヤー」
1回や2回の大勝ちで規制されることはほとんどありません。しかし、長期間にわたって安定して利益を出しているプレイヤーは、ブックメーカー側からリスクの高い顧客と判断される可能性があります。ブックメーカーもあくまでビジネスのため、損失を出し続けると経営を続けることが難しくなります。そのため、継続的に勝ち続けるプレイヤーは規制対象になりやすいです。
- 「マイナーな試合・大会ばかり賭ける人」
デンマークのハンドボールなど、情報量が少ないマイナー市場に集中して賭けるプレイヤーも注意が必要です。マイナー競技はオッズの調整が難しく、ブックメーカーにとって弱点になりやすい市場です。そのため、そこを狙い続けるプレイヤーは警戒される可能性があります。
- 「高オッズにのみ賭け続ける人」
常に複数のブックメーカーを比較し、そのサイトが最も高いオッズを提示している時だけ賭ける行動も規制対象になりやすいといわれています。特に、高オッズのみを狙って継続的に利益を出している場合、有能プレイヤーと判断され、ベット制限を受ける可能性が高まります。
- 「アービトラージ(両建て)を行う人」
同じ試合で異なるブックメーカーを利用し、確実に利益を出す「アービトラージ(両建て)」は、多くのブックメーカーで利用規約違反とされています。ただし、アービトラージの利用を推奨していないものの、同時に禁止もしていないブックメーカーも存在します。
低オッズだけに賭けていれば規制されない?
実は、低オッズにばかり賭け続けていても規制される可能性があります。このような手法は「低オッズ転がし」と呼ばれています。先ほど、高オッズにばかり賭けている場合も規制される可能性があると説明したため、混乱している方もいるかもしれません。
低オッズで勝ち続けている場合は、利益を上げすぎていることよりも、マネーロンダリング(資金洗浄)や低オッズを自動で探すツールの利用を疑われるケースがあります。その結果、ベット制限やアカウント凍結などの措置が取られることがあります。
ブックメーカー転がしも規制の対象になりやすいとの情報が出回っていますが、実際のところブックメーカー転がしをしただけで規制されることは滅多にありません。ブックメーカー転がしは、前のベットで得た勝利金を次のベットで全賭けする賭け方のことですが、ブックメーカーでこの賭け方をするプレイヤーは大勢いますし、規約違反でもありません。
ブックメーカー転がしが規制の対象になるという情報が出回っている理由としては、低オッズでこの賭け方をするプレイヤーも多く、その場合、先ほどと同じくマネーロンダリングなどの疑いによりアカウントが規制されることがあるからです。ブックメーカー転がしによってアカウントが規制されているわけではありません。
勝ちやすいスポーツにだけ賭けていると規制される?
勝ちやすいスポーツにだけ賭けていても、それだけで規制されることはありません。ただし、特定のスポーツに限らず、長期的に高い勝率を維持しているプレイヤーは、ブックメーカー側からベット制限などの規制を受ける可能性があります。
日本では、人気スポーツである野球やサッカーが勝ちやすいスポーツと言われることがあります。これは、チームや選手に関する情報を集めやすく、試合分析がしやすいことが理由の一つです。
ブックメーカーで勝ちすぎるとアカウント凍結される?
ブックメーカーで勝ちすぎてアカウント凍結されることはほぼありません。
ただし、複数アカウントの利用、ブックメーカーボーナスの悪用、禁止行為で勝利金を獲得した場合などは、アカウントが凍結される可能性が高くなります。
規制のないブックメーカーはある?
残念ながら、現在日本市場で利用できるブックメーカーの中に、「勝ちすぎても一切規制されない」と明言できるサイトはありません。
ただし、ベラジョン系列のミスティーノや遊雅堂では、多くのブックメーカーで禁止行為とされているアービトラージについて、現時点では明確に禁止とはされていません。
とはいえ、継続的に大きな利益を出している場合には、アカウントに制限がかかる可能性がある点は理解しておく必要があります。
ブックメーカーで勝ちすぎて規制されないためには?
ブックメーカーで勝ちすぎても絶対に規制されない方法は残念ながらありませんが、規制を避けるためにできることは以下の2点です。
- 利用規約で禁止行為等をよく確認してからベットする
- 複数のブックメーカーを利用して、勝利金を分散させる
ブックメーカーで凍結/規制された場合の対処法
ブックメーカーでアカウントが凍結、規制された場合は、まずカスタマーサポートに問い合わせることをおすすめします。
ただし正直なところ、運営会社の方針により、カスタマーサポートはベット規制の詳細について回答できず、規制を解除してもらえないことがほとんどです。しかし、能力があるわけでなく、たまたま連勝してしまったプレイヤーであると判断された場合は、カスタマーサポートが規制解除の対応をしてくれることも稀にあるので、とりあえず問い合わせてみることをおすすめします。
もし規制を解除してもらえなかった場合は、潔く残高を出金して、他のブックメーカーを利用するのが一番です。
ブックメーカーで規制されたら連絡や通知がくる?
ブックメーカーで規制されても連絡や通知がくることはほとんどありません。アカウントにログインして、ベットができなかったり、キャンペーンの申請ができなくて、初めて規制に気付くパターンがほとんどです。
ブックメーカーは日本で禁止されている?
ブックメーカーは、日本では禁止されていると判断される可能性があります。日本では、刑法の賭博罪により、一部の公営ギャンブルを除く賭博行為が禁止されています。そのため、日本国内からブックメーカーを利用する行為は、違法と判断される可能性があります。
万が一、日本国内からブックメーカーを利用する場合は、法的リスクを十分に理解した上で、慎重に判断するようにしましょう。
まとめ
ブックメーカーは利益保全が目的で、勝ちすぎや稼ぎすぎなプレイヤーのアカウントを規制することがあります。
勝ちすぎが原因で規制された場合、カスタマーサポートから正直に規制理由を知らされることはほぼないですが、本記事で紹介した規制理由に当てはまるものがあるならば、「ああ、そうか自分はブックメーカーにプロベッター認定されたんだな」と誇りに思うようにしましょう。
ブックメーカー専門家がベットパターンを見れば、「スポーツベットをエンターテインメントとして楽しんでいる人」と「利益を出すためにスポーツベットをやっている人」の違いがすぐに分かります。特定のベット法を繰り返すと規制されやすいのも、利益を出すためにやっていると判断されてしまうことが原因です。
ただし、ブックメーカーで稼ぎすぎや勝ちすぎでアカウントが規制された場合、出金ができなくなることはありません。アカウントが規制されても出金はできるのでご安心ください。大事なことなので現役社員にも同じ質問を5回以上投げかけましたが、勝ちすぎだけで出金できなくなることはまずないと断言していました。
なお、ブックメーカーで得た利益には税金がかかる可能性があるため、必要に応じて確定申告を行うようにしましょう。
よくある質問
ブックメーカー転がしをしただけで規制されることは滅多にありません。ただし、低オッズでブックメーカー転がしをした場合、マネーロンダリングなどの疑いによりアカウントが規制される可能性があります。
オンラインカジノで勝ちすぎた場合は、ブックメーカーのように規制されることはほぼありません。詳細は「オンカジで勝ちすぎると出禁になる?」の記事で解説しています。
