オンラインカジノの資金源調査とは
オンラインカジノでは、資金源調査と呼ばれる何やら気になる調査があるのを知ってますか?
これはマルタライセンスを保持するカジノが行っているもので、プレイヤーがどうやってプレイ資金を確保してるのか、そんなことを調査します。
突然やってくるこの調査、「え?ナントカ詐欺の一種?」なんて不安になりますが、実はこれはプレイヤーの資産を守る大事なプロセスのひとつ。
むしろこれを怠ると、「せっかくバカラで大勝利したのに出金できない!?」なんて事態に・・・😭そんなことにならないためにも、資金源調査についてきちんと学んで、ビッグウィンに備えましょう。
H2 カジノが実施する資金源調査って?
オンラインカジノが実施している「資金源調査」、英語でいうと「SOW – Source of Wealth」😎 これってナニモノなんでしょうか?

これは厳密には、マルタのライセンス機関(MGA:Malta Gaming Autholity)がカジノ側に義務付けている調査なんです。カジノ側はやりたくてやってるわけではないのですが、これやらないとライセンス剥奪・・・ってことになってしまうので、やるしかないですよね。
調査の理由は、ただ「プレイヤーの懐事情が気になる~」なんていう不純な動機ではなく、マネーロンダリング防止や、プレイヤーの大事な資産をギャンブル依存などから守る、という観点から実施されている、カジノとプレイヤーの双方にとってとても大事な手続きで、海外では一般的なものとなりつつあります。
手続きといっても、プレイヤーは必要書類を提出するだけです。もちろん資金源が証明できなければ大問題ですが、そもそもそんなプレイヤーはいないと信じているので、次は似ているのでよく勘違いされる KYC(本人確認)との違いについて解説します。
KYC(本人確認)とSOW(資金源調査)の違い
KYC(Know Your Customer)とは、もうみなさんにもお馴染みの本人確認手続きです。運転免許証やパスポートなど、身分・身元を証明するものを提出します。
まさに「あなたどこの誰?」「わたし□□に住む▲▲です」というのを証明する手続きです。
この「KYC(本人確認)」とは似て非なる「SOW(資金源調査)」で証明するのがまさに資金の源、もう少しわかりやすく言うと、SOWは「あなたの収入源はどこ?カジノのプレイ資金はどこから捻出してるの?」ということの調査です。

そのためKYCとは違って、「毎月お給料これだけもらってます」とか、「実は遺産もらいました」とか、「本が売れて印税ガッポリなんです」とか、プレイマネーがどこから来てるのかを証明しなければなりません。
KYC(本人確認) | SOW(収入証明) | |
---|---|---|
実施機関 | オンラインカジノ | オンラインカジノ |
実施理由 | ライセンス規制により義務付けられている | ライセンス規制により義務付けられている |
目的 | プレイヤーの身元を確認する | プレイヤーの資金源(収入源)を確認する |
提出書類 | ・身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど、いずれも写真付き) ・居住地証明書類 ・場合によって決済方法証明書類 | ・給与明細 ・年金明細 ・株の配当金通知 ・宝くじ・ロトなどの当選通知 など |
収入証明書とは?
収入証明書とはそもそも何なのか、ここでは実際に利用されている資金源証明書を紹介します。
資金源証明書(収入証明書)の例:
- 雇用主からの支払:毎月の給与明細や、会社名が記載されてる銀行明細など
- 事業からの収入:会計資料や納税証明書など
- 年金収入:年金明細書や銀行明細など
- 不動産や事業の売却益:売却益が確認できる公的な書面
- 宝くじ・公営ギャンブルなどからの勝利金:運営元からの証明書や銀行明細など
- 株式分配金や配当所得:配当通知や銀行明細など
そのほかに財産分与や生命保険金など、いずれも正当な受取人である公的な証明書類や、入金が確認できる銀行明細などが必要となります。
詳しくは各カジノのカスタマーサポートに問い合わせてください。
収入証明書を提出しないとどうなる?
では、これらの収入証明書を提出せず、資金源調査に協力しないとどうなるのでしょうか。
答えは・・・出金できなくなります!

せーっかくメガムーラでジャックポット引いても、ハワイアンドリームでアメリカンドリーム引き当てても、待てど暮らせど勝利金が手元に来ることはありません。
一瞬あやしいかと思う収入証明ですが、マルタ共和国が発行するライセンスに則ったルールなので、これからもオンラインカジノを楽しんで、勝利金を出金したい場合は、「収入証明の提出」は避けては通れない道のりなのです。
マルタライセンスとは?
「てか・・・マルタライセンスってなんだっけ?」
「いや、そもそもライセンスってなんだっけ?」
そんな人は「カジノライセンスとは?」で詳しく解説してるので、ぜひご覧ください。
マルタライセンスは、マルタ共和国のMGAという機関が発行しているカジノライセンスで、取得するのが難しく、さらに取得後も厳しい監査などが定期的に行われるため、継続・維持するのも難しいライセンスのひとつです。

最近は日本のオンカジでもキュラソーライセンスが主流になりつつありますが、こちらは規制がゆるく自由度が高い一方で、マルタライセンスやイギリスのライセンスと比較すると、信頼性に少し欠ける一面もあります。
マルタライセンスのメリットとデメリット
マルタライセンスのメリットとデメリットを、表にまとめてみました。
メリット | デメリット |
---|---|
・厳しい監査を受けているので信頼性が高い ・プレイヤーの資産保全に力を入れている ・マネーロンダリング防止に積極的 ・ギャンブル依存の予防措置を講じている | ・資金源調査などの手続きが面倒 ・仮想通貨を扱っていないカジノが多い ・キュラソーライセンスやアジアのライセンスと比較して、規制が多い(自由度が低い) |
デメリットとしてあげたものの多くは、プレイヤーの安全を守るための規制がほとんどです。不便さを感じることもあるかもですが、実はライセンス機関(政府)がプレイヤーをギャンブル依存や資金の不正利用から守ってくれているのです😉
マルタライセンスを取得している安全なオンラインカジノ
マルタライセンスを取得している安全なオンラインカジノを、一覧で紹介します。
ライセンスを保持していないカジノはもってのほかですが、ライセンスひとつとっても色々なものがあります。信頼性の高いライセンスを保持しているのはもちろんのこと、頼れる日本語サポートや、安定して使いやすいサイトなどを提供している安全なオンラインカジノを選んでプレイすることを心がけてくださいね。
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資金源調査に関するよくある質問
オンラインカジノのSOWとは「Source of Wealth」 の略で、資金の源という意味です。プレイヤーがカジノに使う資金(プレイマネー)はどこから出ているのか、を指します。
資金源調査が必要なライセンスは、マルタ共和国のライセンスやジブラルタルのライセンスが挙げられます。面倒な手続きではありますが、裏を返せばそれだけ安全面を徹底管理していることの証となります。
収入源を証明しない、または収入源を証明できなければ、カジノでのプレイ継続が難しくなりますし、勝利金の出金もできなくなります。引き続きゲームをプレイして、勝利金を出金したい場合は、求められた書類は提出するようにしましょう。
オンカジの資金源調査はみんな必要なわけではありません。約2000ユーロと言われる一定額以上の入金をしたプレイヤーに、カジノからメール等で連絡がきます。しかしライセンスの規制基準は随時変更されるので、カジノから連絡が来ても慌てずに対応することが一番です。