更新 2024年5月2日

ブラックジャック攻略法のカウンティングとは?オンカジ必勝法に迫る

ブラックジャックの攻略法として有名なカウンティング。ラスベガスなどにあるランドカジノでは禁止されていたり、対策として複数デックを用いている場合がほとんどですが、オンラインカジノでは使えるのでしょうか。

カウンティングの概要、そして数あるカウンティングの中で、初心者でも実践できる攻略法を紹介します。

ブラックジャックの勝率をアップさせるカウンティング法、カジノで勝ちたい方は、ぜひ最後まで読んでください。

カウンティングとは

カウンティングとは、ブラックジャックやバカラなどのカードゲームで効果を発揮するカジノゲーム攻略法です。バカラよりもブラックジャックに効果的と言われており、カウンティングする人をカウンターと呼んだりもします。

ディーラーと対戦するブラックジャックでカウンティング法を利用すれば、カードが配られた後のシューにどのようなカードが残っているかが推測でき、次に配られるカードの組み合わせがプレイヤーにとって有利かどうかを判断しながらゲームを進めることができます。

ランドカジノではカウンティングを実践することは難しくなっていますが、オンラインカジノのライブカジノは、一部カジノを除いてカウンティングができてしまいます。もちろんデック数を増やしたり、シャッフルマシンを利用したりとそれなりの対策は取られていますが、現状ライブブラックジャックでのカウンティングは可能です。

ランドカジノ

 


プレイオジョラッキーニッキーの利用規約には、カウンティング禁止の旨が記載されています。カウンティングに挑戦したい場合は、利用規約を確認して、禁止されていないオンラインカジノで行いましょう。

<プレイオジョの利用規約>
プレイオジョのカウンティング禁止を記載する利用規約

<ラッキーニッキーの利用規約>

ラッキーニッキーの利用規約

カウンティングの種類

前述したとおり、カウンティング攻略法はひとつだけではありません。難易度が低いものから高いものまで、いくつかあります。ここでは代表的なカウンティング法をいくつか紹介していきます。

ハイ・ローシステム(Hi-Lo System)

ハイ・ローシステムは、ブラックジャックのカウンティングの中で、最も一般的な攻略法のひとつです。次のようなカウント方法で場に出たカードを全てカウントすることにより、デッキ内のカード比率を把握することができます。

ハイ・ローシステムのカウント方法
カードカウント数
【2】、【3】、【4】、【5】、【6】+1
【7】、【8】、【9】0
【10】、【J】、【Q】、【K】、【A】-1

これだけだとイメージできないと思うので、実際にカウントしてみましょう。
ディーラーと自分自身、そしてプレイヤー1とプレイヤー2の4人にカードが配られました。


ディーラー(+1)

自分(-2)

心の手

プレイヤー1(0)

プレイヤー1の手

プレイヤー2(-1)

プレイヤー2の手

この時点でカウント数の合計(ランニングカウント)は、
(+1)+(-2)+(0)+(-1)=-2
-2となり、ネガティブカウントとなります。

ポジティブカウント上の方法でカウントした結果がプラスの場合、シュー(残りのカードの山)にはローカード(2~6)が少なく、ハイカード(10/J/Q/K/A)が多いことを示しています。これはプレイヤーにとって有利な状況で、プレイヤーは通常、このようにカウントが高くなるとベット額を増やします。

ネガティブカウントランニングカウントがマイナスの場合、シューにはローカードが多く、ハイカードが少ないことを示しており、プレイヤーにとっては不利な状況となります。

ハイ・ローシステムは比較的簡単で覚えやすく、人気のあるブラックジャック攻略法です。カウンティング初心者は、まずこの方法から実践するのが賢明でしょう。

ノックアウトシステム(KO/Knockout)

ノックアウトシステムの基本的な考え方はハイ・ローシステムと同じですが、7のカードも+1としてカウントする点が異なります。ランニングカウントがプラスであればあるほどプレイヤーには有利となり、プラス2を超えたら、攻めの態勢に入ります。

ノックアウトシステムのカウント方法
カードカウント数
【2】、【3】、【4】、【5】、【6】、【7】+1
【8】、【9】0
【10】、【J】、【Q】、【K】、【A】-1

オメガ II システム(Omega)

このシステムは複雑ではありますが、その分高い精度を誇ると言われています。カウント方法は次のとおりです。

ノックアウトシステムのカウント方法
カードカウント数
【4】、【5】、【6】+2
【2】、【3】、【7】+1
【8】、【A】0
【9】-1
【10】、【J】、【Q】、【K】-2

自分の頭で暗算していくにはかなり難易度が高いですね。ツールなどを使わないと常人では難しい領域です。

ゼンシステム(Zen System)

ゼンシステムは、シュー内の残数をカウントして求めるトゥルーカウントを用いることで、デック全体の合計がゼロになるように設計されており、バランスが取れたシステムと言われています。

まずは、ゼンシステムのカウント方法です。

ゼンシステムのカウント方法
カードカウント数
【4】、【5】、【6】+2
【2】、【3】、【7】+1
【8】、【9】0
【A】-1
【10】、【J】、【Q】、【K】-2

そしてもうひとつ必要な数値、トゥルーカウントは次のように計算します。
トゥルーカウント=ランニングカウント / シューの残りカード数

例えば、ランニングカウントが+3で、シュー内の残りのカード数が30枚の場合、
トゥルーカウント=3 / 30
つまりトゥルーカウントは0.1となります。

トゥルーカウントは通常、他のカウンティングと一緒に利用し、その数値が大きければ大きいほど、プレイヤーに有利とされています。

しかしこちらも上級者向けになるので、ハイローシステムをある程度モノにしてから、挑戦した方が良いでしょう。

カウンティング「ハイローシステム」実践編

カウンティングを実際にライブカジノで試(そうと)してみました(笑)。

一番オーソドックスなハイローシステムで勝負しようと意気込んではみたものの、まずテーブル探しで一苦労・・・花路野三丁目のスピードブラックジャックは、VIPテーブルだけにディーラーさん暇そうにしてるけど、いやいや最低ベット5,000円は無理です。しかもスピード早かったらカウンティングなんてやってられない!

インフィニットも話にならないし、グランドブラックジャック50,000円ベットからって!!!お給料前のしがないライターには厳しすぎます。

あ!最低ベット50円テーブル見つけた!

blackjackあ、ベットビハインドが50円か。しかも満席。いや、もうまずはビハインドベットでカウンティングを練習するか・・・

ちょ、あーー!!
待って待って・・・
無理、早い(涙)

結果、軽く挫折しました(笑)。人数多いとパニくるし(笑)普段そもそも自分とディーラーのハンド追うだけで精一杯なのに、他のプレイヤーの分もカウンティングって・・・。

世のカウンター達のすごさを思い知りました。

これはもう、自分以外にカウンティングする人でもいないと、到底追い付けない(笑)ひたすら訓練するしかないですね。というより、カジュアルカウンティングと言われる、ハイカードとローカードの場に出た枚数をなんとなく雰囲気で覚えてやっていくくらいしかできません。

ベラジョンカジノのブラックジャックに、シングル・デック・ブラックジャックというデック数がひとつのゲームがあるので、そちらの無料デモプレイで練習しまくって出直します・・・

カウンティングまとめ

カウンティング、かなり訓練が必要だなと実感しました。

先日会った友人が、ラスベガスやマカオにブラックジャックをプレイしに行くくらいブラックジャック好きで、もちろんカウンティングも知ってるわけですが、

知人「ブラックジャックなんてカウンティングしなくても、セオリーどおりプレイしてればほぼ勝確だよ。」

「じゃー毎回勝利ですか?」

知人「もちろん。でも勝ち分まんまスロットで持ってかれるけどね」

とのことでした(笑)

攻略法うんぬんより、資金管理や強い意志の方が重要なんじゃ?とこっそり思いました。

Nojica以上、現場からでした!
この記事を書いた人
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本多 心

オンラインカジノで数年働いた後、ニチカジのコンテンツライターとなる。10代の頃はギャンブルに明け暮れていた時期もあったが、現在は余裕資金で楽しめるまでに成長。麻雀と競馬が好きな女ギャンブラー。好きなカジノゲームはボーナスバイできるスロット、特にホワイトラビットが大好き。最近は株式投資にもハマっており、仮想通貨で失った資産をせっせと回収中。インタビュー記事も公開中!

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