カジノといえばどこの国?世界のカジノ特集!ランドカジノ編
オンラインカジノをメインに紹介している日本カジノレビューですが、カジノ好きのスタッフが多いため、長期休暇でどのカジノに行くか、どこのカジノがよかったかという話で盛り上がることがよくあります。
ここでは、そんなカジノ経験も踏まえ、世界のランドカジノや各国のカジノ事情を紹介します。
北アメリカのカジノ
北アメリカではカジノがとても盛んです。アメリカ合衆国、カナダ、そして一部のカリブ海諸国にまたがるこの地域では、世界的に有名なカジノリゾートから、地元のコミュニティをサポートする小規模なカジノ施設まで、幅広いタイプのランドカジノが存在します。
アメリカのカジノ
カジノといえばラスベガスというイメージですが、ニューヨークに近いニュージャージー州のアトランティックシティは、東海岸のカジノの中心地といえます。
アメリカのカジノは、州ごとに歴史やルールが違い、場所によってカジノのデザインや文化も違ってきます。ラスベガスのあるネバダ州は1931年に賭博が合法化されたのに対し、ニュージャージー州のカジノ合法化は1976年です。また、カジノはインディアン部族が経営するところが多く、その理由に、インディアン部族の有する土地だけでギャンブルが許可されているという背景があり、州全土でカジノの建設が許されている州は、ネバダ州とルイジアナ州のたった2州に限られています。
- ベラージオ(Bellagio)
ラスベガスのネバダ州に位置するベラージオは、広大な前庭に、そのコモ湖を模して造られた人造湖があり、そこで行われる噴水ショーは、ラスベガスを代表する無料アトラクションとして世界的にも有名です。ポーカープレイヤーに特に人気のある「The Bellagio Poker Room」は、高額ベットゲームで知られています。 - ザ・ヴェネチアン(The Venetian)
ザ・ヴェネチアンも、ラスベガスのネバダ州に位置するカジノです。そのイタリア・ヴェネツィアを模した建築と、運河を通るゴンドラで有名です。広大なカジノフロアには、数千台のスロットマシンと多くのテーブルゲームがあります。 - ウィン・ラスベガス(Wynn Las Vegas)
ウィン・ラスベガスは、その高級な宿泊施設、ゴルフコース、ナイトライフ、そして広範なカジノゲームで知られています。このカジノリゾートはデザインとサービスの品質でも高い評価を受けています。 - フォックスウッズ・リゾート・カジノ(Foxwoods Resort Casino)
アメリカ北東部に位置するフォックスウッズは、アメリカで最大級のカジノリゾートの一つであり、複数のホテル、ゴルフコース、ショッピング施設、エンターテインメントオプションを提供しています。
カナダのカジノ
カナダのカジノは国からの規制が緩く、各州がカジノ運営の規制を行っており、国全体で大小さまざまなカジノが営業されています。また、カナダのカジノには、国内だけではなく、アメリカからもたくさんの観光客が訪れています。
- カジノ・ナイアガラ(Casino Niagara)
ナイアガラの滝の近くに位置する、カナダで有名なカジノです。1996年に開業されました。ナイアガラの滝の近くにあるため、訪問者は壮大な自然の景色を楽しみながら、カジノを楽しめます。カジノ・ナイアガラには、1,300台以上のスロットマシンと、30台以上のテーブルゲームが用意されています。 - リバー・ロック・カジノ・リゾート(River Rock Casino Resort)
カナダのブリティッシュコロンビア州リッチモンドに位置し、バンクーバー国際空港から非常に近い場所にあります。フレーザー川のほとりに建てられたこの統合型リゾートは、西カナダで最大級のカジノの一つであり、日本人観光客も多く訪れています。VIP向けサービスとして、ハイローラー向けの専用バカラルームやプライベートゲーミングサロンがあります。
メキシコのカジノ
メキシコでは、近年カジノ産業が急拡大しており、特に観光地や大都市圏を中心に多くのカジノが運営されています。メキシコのカジノは主に「カリエンテ」などのチェーンカジノが有名です。ラスベガスやマカオのような大規模なリゾート型ではなく、小規模で地元の人々や観光客向けのエンターテイメント施設となっています。
- カリエンテ・カジノ(Caliente Casino)
カリエンテカジノはメキシコで最も広く認知されているカジノチェーンの一つで、ティファナに本拠地を置いていますが、カンクン、メキシコシティ、プラヤデルカルメンなどメキシコ全土に複数の施設を展開しています。
スポーツブック、スロットマシン、ビンゴやテーブルゲームなど多岐にわたるゲームを提供しており、その利便性の高さと多様なエンターテインメントオプションで知られています。
南アメリカのカジノ
南アメリカのカジノ事情は国によって大きく異なりますが、多くの国々でカジノが合法化されています。中でもカジノが盛んな国は、アルゼンチン、チリ、ウルグアイ、コロンビアで、地元の雰囲気を感じられることからも、世界中からゲーム愛好家が集まる場所となっています。
- カジノ・デ・ブエノスアイレス(Casino de Buenos Aires)
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにあるこのカジノは、ブエノスアイレスの港エリアに浮かぶ船上に設置されています。これは、アルゼンチンのギャンブル法規制の中で、都市の中心部にカジノを設けることを避けるためだそうで、訪れるだけでも特別な体験となります。 - モンティチェッロ(Monticello)
チリの首都サンティアゴから約56キロメートル南に位置する、南アメリカで最も大きなカジノの一つです。1,500台以上のスロットマシン、80以上のテーブルゲームを備えています。 - エンジョイ・プンタ・デル・エステ(Enjoy Punta del Este)
ウルグアイの高級リゾート地、プンタ・デル・エステに位置する著名なカジノリゾートです。ポーカートーナメントの開催地としても知られており、国際的に有名なポーカープレイヤーも訪れます。
アジアのカジノ
アジアのカジノ業界は急成長しており、特にシンガポールとマカオは、アジアで最も有名なカジノの聖地とも言えます。マカオは特に、アジアのラスベガスとして知られ、世界でも有数のギャンブル収益を誇るほどです。フィリピン、カンボジア、ベトナムなど他の国々もカジノビジネスを拡大しており、観光客を呼び寄せています。
シンガポールのカジノ
シンガポールではカジノの運営に厳しい規制があり、特に地元住民のカジノ利用には入場料が課せられています。これは、ギャンブル依存症の予防と社会問題の抑制を目的としています。
- マリーナベイ・サンズ カジノ(Marina Bay Sands)
マリーナベイ・サンズのカジノは、3フロアにわたり、2,300台以上のスロットマシンを有します。世界中で人気の最新マシンを取り揃えており、250タイトルを超えるゲームが楽しめます。
また、上層階のVIPサロンでは、ハイリミットルーム、ルビールーム、パイザルームなどがあり、200種類を超えるゲームが用意されています。 - リゾーツ・ワールド・セントーサ(Resorts World Sentosa)
数百台のテーブルゲームが用意されており、ブラックジャック、バカラ、ルーレット、シックボー(大小)、ポーカーなど、様々なゲームを楽しむことができます。また、2,400台以上のスロットマシンがあり、最新のビデオスロットからクラシックなリールマシンまで、幅広い種類のゲームが揃っています。
中国のカジノ事情
麻雀やシックボー(大小)などのイメージがある中国ですが、中国本土ではギャンブルは基本的に禁止されています。2024年現在、ハイナン島を国際観光島にするプロジェクトも進められているので、今後の行方に注目が集まります。
マカオのカジノ
中国でも例外なのが「東洋のラスベガス」とも呼ばれる特別区のマカオです。そのカジノ収益は世界一とも言われるほどで、多くのプレイヤーが大金を賭けカジノを楽しんでいます。
- ヴェネチアン・マカオ(The Venetian Macao)
世界で最も大きなカジノの一つで、広大なゲーミングエリア、多数のショッピング施設、レストラン、ホテル、エンターテイメントショーが揃っています。イタリアのヴェネツィアを模した建築と運河が特徴的で、観光客にも大変人気です。
ゲームの種類は、数千台のスロットマシンと多数のテーブルゲームがあり、バカラ、ブラックジャック、ルーレット、ポーカーなど幅広いゲームを楽しむことができます。
ヴェネチアン・マカオは、単なるカジノを超えたエンターテインメント複合施設として、マカオを訪れる多くの観光客やギャンブラーに選ばれています。 - シティ・オブ・ドリームス(City of Dreams Macau)
マカオ国際空港、マカオフェリーターミナル、およびマカオ・タイパ・フェリーターミナルから車でわずか数分の位置にあり、アクセスが非常に便利です。 - ウィン・マカオ(Wynn Macau)
ゴールドとマホガニーを基調とした内装で、高級感あふれる雰囲気の中でマカオカジノを楽しむことができます。ハイローラー向けのVIPルームも用意されており、プライバシーを重視したエクスクルーシブなゲーム体験が可能です。
フィリピンのカジノ
フィリピンでは、多くのカジノが首都マニラを中心に展開しています。特に、エンターテインメントシティと呼ばれるマニラ湾岸のエリアには、大型カジノリゾートが集中しています。
- オカダ・マニラ(Okada Manila)
オカダマニラは、人気オンパチのバジリスク絆などを制作しているユニバーサル・エンターテインメントが運営するアジア最大級の統合型リゾート(IR)施設です。日本人ならまず訪れたいフィリピンカジノの一つです。 - ソレア・リゾート&カジノ(Solaire Resort)
フィリピンの首都マニラにある大規模な統合型リゾートです。2013年に開業したこのカジノは、マニラベイのエンターテイメントシティに位置しています。数百台の最新スロットマシンが設置されており、ビデオスロット、プログレッシブジャックポット、クラシックなリールマシンなどが楽しめます。また、高額ベッター向けに特別なVIPゲーミングエリアも用意されています。 - シティ・オブ・ドリームズ・マニラ(City Of Dreams Manila)
バカラ、ブラックジャック、ルーレット、ポーカーなどのテーブルゲームが数多くあり、さまざまなベットリミットで楽しむことができます。カジノには1,500台以上のスロットマシンが設置されており、クラシックなリールタイプから最新のビデオスロットまで、多彩な選択肢が用意されています。また、カジノ内のバーやレストランでは食事やドリンクを提供しているため、ゲームの合間にリフレッシュすることもできます。
韓国のカジノ
韓国カジノは複数ありますが、その多くは外国人専用です。韓国は日本からも近く、週末を利用したカジノ旅行も人気です。フィリピンやマカオの年齢制限が21歳以上であるのに対し、韓国カジノの年齢制限は19歳以上ということで、大学生の観光客にも人気です。
- ウォーカーヒルカジノ(Walkerhill Casino)
韓国カジノで一番有名なのがウォーカーヒルカジノです。1968年にオープンした韓国最古の外国人専用カジノで、熟練したディーラーと外国語に堪能なスタッフが最高のサービスを提供してくれます。 - セブンラックカジノ(Seven Luck Casino)
江南コエックス店、ソウルドラゴンシティー店、釜山ロッテ店を展開するセブンラックカジノは、アジア人向けのテーブルを多数揃え、日本語を話すスタッフも在籍しているので、カジノ初心者でも入りやすいカジノです。 - パラダイスシティ・パラダイスカジノ(Paradise City)
ソウル近郊の仁川国際空港近くにあるパラダイスカジノは、24時間365日営業しているカジノで、ヨーロッパのような厳しいドレスコードはありません。 - カンウォンランドカジノ(Kangwon Land Casino)
江原道にあるカンウォンランドカジノは、国内居住者が利用できる唯一の韓国カジノです。 - パラダイスカジノ釜山(Paradise Casino Busan)
釜山最高の観光名所である海雲台ビーチに面するパラダイスホテルの中にある、釜山最大のカジノです。1階は一般営業スペース、2・3階はVIPルームになっています。 - 済州島ドリームタワーカジノ(Jeju Dream Tower Casino)
済州島(チェジュ島)は、韓国のハワイとも呼ばれており、その豊かな自然は、ユネスコの世界自然遺産にも登録されているほどです。チェジュ島には約10のカジノがありますが、その中でも特に話題なのがこのドリームタワーの1フロア全てを使ったカジノです。済州島に訪れた際には、ぜひ立ち寄りたい場所です。
日本のカジノ事情
日本では、長い間カジノ運営は法律で禁止されていましたが、2016年に「統合型リゾート(IR)推進法」が国会で成立し、その後2018年に「IR実施法」が成立しました。これにより、カジノを含む統合型リゾート施設の開発が法的に可能となり、日本国内でのカジノ事業が始動する道が開かれました。統合型リゾート(IR)は、カジノのほか、会議場、展示施設、ホテル、エンターテイメント施設などを複合的に備えた施設です。
日本政府は、国内に数か所のIR施設を設置する計画を進めていますが、2024年現在、具体的なカジノの開業はまだ先の話となっています。横浜市、大阪市、長崎市などが候補地として名乗りを上げていましたが、横浜市長が誘致撤回を宣言したりと、各地で賛否両論の議論があり、計画は流動的ですが、現時点では大阪市が有力とされています。
台湾のカジノ事情
台湾では、カジノの合法化に関する議論が長年行われているものの、全国的な合法化はまだ実現していません。特に、離島地域でのカジノリゾート開発の可能性が検討されています。過去には、澎湖県(Penghu)などの離島で住民投票が行われましたが、反対の声が多かったため実現には至りませんでした。
カンボジアのカジノ
カンボジアではカジノが合法で、タイとの国境のポイペトなどにカジノが集中しています。タイ国内での賭博が違法であるため、カンボジアのカジノはタイ人と中国人観光客を中心に、外国人観光客でにぎわっています。
- ナガワールド・カジノ(Naga World Casino)
リゾート型のカジノが多いカンボジアで、首都プノンペンにあるナガワールドは、政府公認唯一のカジノであり、カンボジアで一番有名なカジノです。
ラオスのカジノ
ラオスのカジノは、一部は首都のビエンチャン周辺にありますが、ほとんどが、タイ、ベトナム、中国、ミャンマーなどとの国境に位置しています。ラオス国内での賭博は一般的には合法ではありませんが、ラオス政府は外国人観光客向けに観光業の一環としてカジノライセンスを発行し、観光地域でのカジノ賭博を許可しています。
- サヴァン・リゾーツ・カジノ(Savan Resorts)
ラオス南部のサワンナケート県に位置するカジノおよびホテルリゾートです。タイとの国境に近く、主にタイからの訪問者をターゲットにしていますが、他の国々からのゲストも歓迎しています。
ヨーロッパのカジノ
ヨーロッパには、洗練された高級カジノが多くあり、アジア地域に多い総合エンターテイメント施設とは違い、カジノはギャンブルをするところという扱いです。
またアメリカのカジノと比較しても、ヨーロッパのカジノは会員制であったり、より厳しいドレスコードがあるなど、敷居は少し高めです。
一方で、比較的小さい国には、ドレスコードのない新しいモダンなカジノも作られるようになり、オランダやチェコには、カジュアルな雰囲気のカジノが多く存在し、プラハなどでは伝統的なカジノのイメージから逸脱したカジノが増えるに連れて、世界的なポーカートーナメントも開かれるようになりました。
モナコのカジノ
モナコには世界一有名なカジノがあり、豪華な施設と高級な雰囲気で、世界中から訪れる富裕層を魅了しています。
- モンテカルロ(Casino de Monte-Carlo)
モナコのモンテカルロカジノは、世界で最も有名で歴史的なカジノの一つで、1863年に開業し、その豪華な装飾、高級な雰囲気、そして独特のゲームスタイルで知られています。モナコ公国の心臓部に位置し、地中海の美しい景色を背景に、国際的なエリートやセレブリティを魅了し続けています。
モナコを訪れた際には、必ず立ち寄りたい観光スポットでもありますが、夜間の訪問時にはフォーマルなドレスコードが適用されます。これにより、上品で格式高い雰囲気が保たれているわけです。世界のエリートやセレブリティが訪れるこの地でのギャンブル体験は、一生の思い出になること間違いなしです。
イギリスのカジノ
イギリスのギャンブルは一般化しており、ランドカジノ、スポーツベット、オンラインカジノが盛んに行われています。もともとカジノは貴族の集うサロンだったということもあり、伝統のあるプライベートカジノクラブなど、古い上流階級向けのカジノの名残もありますが、一般向けのチェーンカジノもあります。
- ヒッポドローム・カジノ(The Hippodrome Casino)
ロンドンのレスタースクエアに位置するこのカジノは、1900年に建設された歴史的な外観を保持しつつ、内部は最新のゲーミング設備で充実しています。また、カジノだけでなく、劇場、レストラン、バーなども備え、幅広いエンターテイメント体験を提供しています。 - アスパーズ・カジノ(Aspers Casino)
オリンピックパーク近くのウェストフィールド・ショッピングセンター内に位置し、イギリスで最大のカジノフロアを誇ります。スロットマシン、テーブルゲーム、ポーカールーム、スポーツバー、レストランを提供しています。 - リゾートワールド・バーミンガム(Resorts World Birmingham)
イギリスで最も新しい大規模カジノの一つで、最新のゲーミングテクノロジーと豊富なゲームを提供しており、高級レストランやバー、スパ、シネマなども併設しています。
昔からカジノが盛んなイギリスにおいて、バッキンガム宮殿付近にあったクロックフォードカジノ(Crockfords Club)は、格式のあるカジノの代表的存在かつ世界最古の会員制カジノとして人気がありましたが、2023年10月に閉鎖されてしまいました。
一方で、ウィリアムヒルカジノやBET365などの大手カジノチェーンが運営する店舗数は圧倒的に多く、これらのチェーンはオンラインカジノも同時に経営しています。ウィリアムヒルやBET365は完全日本語対応しており、多くの日本人プレイヤーがオンラインカジノやスポーツブックを楽しんでいます。
ポルトガルのカジノ
ポルトガルのカジノは、ポルトガル政府によって厳格に規制されています。18歳以上であれば入場することができますが、身分証明書の提示が必要です。ポルトガルでは、カジノの運営は国の重要な収入源の一つであり、特に観光業における重要な役割を担っています。
- カジノ・エストリル(Casino Estoril)
ヨーロッパ最大のカジノの一つとして知られており、リスボンの近郊、高級リゾート地エストリルに位置します。第二次世界大戦中にはスパイの集会場所としても知られており、『007 カジノ・ロワイヤル』の舞台とも言われています。カジノだけでなく、レストラン、バー、ナイトクラブ、そして多目的ホールも備え、様々なショーやイベントが開催されています。 - カジノ・リスボア(Casino Lisboa)
リスボン市内に2006年に開業した比較的新しいカジノで、モダンな設計と幅広いゲームオプションが魅力です。カジノエストリルと同一グループが管理しており、ポルトガルの首都中心部でギャンブルやエンターテイメントを楽しむことができます。 - カジノ・ダ・ポヴォア(Casino da Póvoa)
ポルト近郊のポヴォア・デ・バルジンに位置する伝統的なカジノです。1930年代から運営されており、歴史的な雰囲気と現代的なゲーミングの組み合わせが特徴です。
ドイツのカジノ
ドイツのカジノは”Kasino”や”Spielbank”として知られ、都市部やリゾート地、温泉地に位置しています。これらの施設では、ルーレット、ブラックジャック、ポーカーなどのテーブルゲームや、スロットマシンなどが楽しめます。
- カジノバーデンバーデン(Casino Baden-Baden)
ドイツで最も美しいと有名なカジノの一つです。19世紀の装飾が施された華やかな内装で、ヨーロッパ内においても特に歴史ある名高いカジノといえます。 - カジノヴィースバーデン(Spielbank Wiesbaden)
ドイツのヘッセン州にある歴史的な都市ヴィースバーデンに位置する、有名かつ伝統的なカジノの一つです。19世紀に設立されたこのカジノは、その長い歴史、豪華な建築、そして上品な雰囲気で知られています。ヨーロッパのカジノの中でも特に美しいと評されることが多く、ギャンブルだけでなく建築や文化を楽しみたい訪問者にも魅力的な場所です。レベルの高いポーカートーナメントも定期的に開催されています。
イタリアのカジノ
イタリアのカジノでは、夜間はフォーマルなドレスコードが求められることがあります。訪問前に各カジノの規則を確認しましょう。
- カジノ・ディ・ヴェネツィア(Casinò di Venezia)
イタリアのヴェネツィアにある、世界で最も古いカジノの一つです。1638年に開業したこのカジノは、カナル・グランデに面した美しい場所に位置し、その豪華な内装と独特の雰囲気で訪れる人々を魅了しています。
北欧のカジノ事情
北欧ではアイスランドとノルウェー以外の国全てでカジノが合法ですが、ギャンブルは国営企業によって規制されていて、国によって法律やルールが違います。
例えば、デンマークとフィンランドの年齢制限は18歳以上であるのに対し、スウェーデンでは20歳以上に制限されています。
デンマークのカジノについては、デンマーク在住ライター執筆「デンマークのおすすめランドカジノ」の記事をご覧ください。
アイスランドやノルウェーではカジノ自体は合法ではないですが、スロットマシンとビンゴは合法的なギャンブルとして認められているため、ビンゴホールというビンゴだけをプレイできるカジノのような施設はあります。
フィンランドのカジノ事情に関しては、フィンランド人へのインタビューを参考にしてください。
オセアニアのカジノ
オセアニア地域では、特にオーストラリアとニュージーランドでカジノが盛んです。これらの国ではカジノはもちろん合法で、国内外の観光客に人気の高い娯楽施設となっています。
オーストラリアのカジノ
オーストラリアには多くのカジノがあり、そのほとんどが大都市に集中しています。オーストラリアのカジノは取り締まりが厳しく、どこのカジノも公平性の面では安全だといえるでしょう。
- ザ・スター・シドニー(The Star Sydney)
ダーリングハーバーの近く、シドニーのビジネス地区の端に位置する、カジノおよびエンターテイメント複合施設です。カジノフロアには、スロットマシン、ビデオポーカー、テーブルゲーム(ブラックジャック、バカラ、ルーレット、クラップス、ポーカーなど)が広く設置されています。また、プライベートゲーミングルームやVIPエリアもあり、ハイローラーやプレミアムゲストは特別なサービスを受けられます。 - クラウン・メルボルン(Crown Melbourn)
世界最大級のカジノの一つで、カジノフロアはオーストラリアで最も大きく、スロットマシン、ビデオポーカー、ビデオゲーム、および多様なテーブルゲームが用意されており、ブラックジャック、ルーレット、バカラ、クラップス、さまざまな種類のポーカーなどが楽しめます。プライベートゲーミングエリアもあり、ハイローラー向けのサービスが提供されています。入場制限も18歳以上と緩く、多くの利用客で賑わっています。 - クラウン・パース(Crown Perth)
オーストラリア西部のパースに位置するこのカジノでは、VIPゲーマー向けの専用ゲーミングエリアがあります。
ニュージーランドのカジノ
ニュージーランドでは、主要都市に数か所のカジノが存在し、観光客に加えて地元住民にも人気です。
- スカイシティ・オークランド(SkyCity Auckland)
ニュージーランド最大のカジノで、オークランドの中心部に位置しています。ゲームのほか、レストラン、バー、エンターテイメントが豊富にあります。 - クライストチャーチ・カジノ(Christchurch Casino)
南島のクライストチャーチにあるこのカジノは、地域の娯楽の中心地として幅広いゲームやレストランでの食事が楽しめます。
アフリカのカジノ
アフリカではギャンブルが違法とされる国が多い中、カジノが合法とされる国には、豪華な設備を備えたカジノリゾートがあったり、オンラインカジノやスポーツベットが盛んだったりします。
南アフリカのカジノ
南アフリカは、アフリカ大陸で最も発展したカジノ産業を持つ国の一つです。国内には多くの高品質なカジノが存在し、これらの施設は地元の人々だけでなく、国際的な観光客にも人気のエンターテイメントの目的地となっています。
また、南アフリカのカジノは、最新のゲーム機器、豊富なゲーム、優れた顧客サービスを提供しており、多くの場合、リゾート施設やホテル、レストラン、ショーやイベントなどの追加サービスを兼ね備えています。
- グランドウェストカジノ&エンターテイメントワールド(GrandWest Casino and Entertainment World)
ケープタウンに位置する、国内最大級のエンターテインメント施設です。カジノだけでなく、アイススケート、映画館、ボウリング場なども備えており、大人だけでなく子供も楽しめます。 - エンペラーズパレス(Emperors palace)
ヨハネスブルグのORタンボ国際空港の近くに位置する、豪華なカジノとリゾート施設です。このカジノには、数千台のスロットマシンや数十のテーブルゲームがあり、ポーカー、ブラックジャック、アメリカンルーレット、プントバンコなどのゲームを提供しています。カジノは24時間営業で、テーブルリミットも様々です。 - モンテカジノ(Montecasino)
カジノだけでなく、世界各国の料理を楽しめるレストランや、映画館に劇場、さまざまなブティックや専門店が並ぶショッピングエリアもあり、ショッピングを楽しみたい人にも最適です。
モロッコのカジノ
モロッコはイスラム教の国ですが、限られた数ながら合法的なカジノが運営されています。モロッコのカジノは主に大都市や観光地に位置しており、外国人旅行者を対象としています。
また、モロッコの一部のカジノは高級ホテルに併設されているため、中東からのお金持ちで賑わっています。また、地中海地域の独特な雰囲気を反映した装飾が施され、ヨーロッパの洗練された雰囲気も体験できます。
- カジノ・ド・マラケシュ(Casino De Marrakech)
アフリカ大陸の中でも長い歴史を持つ、モロッコの代表的なカジノの一つで、首都マラケシュのエサ・サーディアン・リゾート内に位置しています。このリゾートは、豪華なホテル、スパ、レストラン、ナイトクラブを含む複合施設で、カジノ訪問者はこれらの施設も利用することができます。 - カジノ・レ・ミラージュ(Casino Le Mirage)
モロッコのアガディールに位置するカジノで、街の主要な観光スポットの一つです。アガディールはモロッコの南西部にあり、美しい海岸線、温暖な気候、そしてリラックスした雰囲気で知られています。
エジプトのカジノ
エジプトは、イスラム教の影響により、地元エジプト人がカジノでギャンブルすることは禁じられています。エジプトのカジノはすべて観光目的の外国人客向けに整備されており、高級ホテルに併設されているケースがほとんどです。
- シェラトン・カイロ・ホテル&カジノ
ナイル川の素晴らしい景色を望めることのできるこのホテルでは、カジノ施設を備え、国際色豊かな観光客で賑わっています。カジノ内には、さまざまなテーブルゲームやスロットマシンを備えており、夜遅くまで営業しています。エレガントな雰囲気の中で、ルーレット、ブラックジャック、ポーカーなどを楽しむことができます。 - カイロ・マリオット・ホテル&ウマル・ハイヤーム・カジノ
ブラックジャック、ルーレット、バカラ、さまざまな種類のポーカー、そして多数の最新スロットマシンを含む幅広いゲームを、初心者から経験豊富なギャンブラーまで楽しむことができます。雰囲気はエレガントで洗練された内装が特徴で、快適で上質なギャンブル体験を提供しています。客層も国際的で、世界中から旅行者が集まります。
中東のカジノ事情
中東では、一般的にイスラム教の影響が強く、ギャンブルは禁じられているため、ほとんどの国でカジノは違法です。しかし、中東地域においても、特定の地域で限定的にカジノが許可されている場合があります。
ただし、レバノン以外の中東の国々では、公認されたカジノ産業はほぼ存在しないと言えるため、カジノが合法で盛んな国は基本的にはありません。中東地域におけるギャンブルやカジノに関する法律は非常に厳しく、文化的・宗教的背景からもギャンブルは制限されているのが一般的です。
ドバイやアブダビの豪華なリゾートで知られるUAE(アラブ首長国連邦)でもギャンブルは違法であるため、非公式なギャンブル風エンターテーメントが提供されていました。しかし、2026年頃には、UAEでカジノが合法になる(英語)ことが期待されており、それに伴うリゾートの建設も計画されています。
レバノンのカジノ
レバノンのベイルートにあるCasino du Liban(カジノ・デュ・リバン)は、中東で唯一の合法カジノです。ここでは、地元の人々だけでなく、海外からの観光客にもサービスを提供しています。
イスラエルのカジノ事情
イスラエルは、ユダヤ教が多数派の国であることから、国営の宝くじや競馬、スポーツベッティングが行われていますが、カジノは違法です。
世界のカジノについてよくある質問
アメリカは、ラスベガスとアトランティックシティがある、言わずと知れたカジノ大国ですが、カナダやモナコ、シンガポールやオーストラリアのカジノも、カジノプレイヤーの中では有名です。
カジノの総数が多い国の上位には、アメリカ合衆国、ルーマニア、チェコ、イギリス、カナダが挙げられます。
世界最大カジノは、2024年現在で、アメリカ合衆国オクラホマ州にあるウィンスター・ワールドカジノ(WinStar World Casino)です。