カジノ界の未来が見えるICEロンドン2023に潜入
ICEロンドンは、ゲーミング界最大級の展示会で、ネットカジノ・ランドカジノに関係なくカジノ業界の人や物、情報が世界中から集まります。
ニチカジもその例外ではなく、これまた時差ぼけと戦いながら、オンカジ界の最新情報を求めてはるばるロンドンまで行ってまいりました。今回はニチカジの人気スタッフであるまるちゃんが不参加だったので、ほぼおじさん集団で見てきた会場の様子とそこで得た最新情報を共有します。
まず、ICEロンドンの規模は大きく、2023年度は2月7日〜9日とたった3日間に渡るイベントにもかかわらず参加者数は3万5000人を超えていたそうです。それでもロンドンに来れない人はたくさんいるため、カンファレンス会場内にニュースルームが設けられており、参加できない人でもその日に発表された新しいゲームや業界の重要人物のトークの内容を随時知ることができます。
そして、イベント開催中は新聞もあるので、前日の内容を新聞またはオンライン新聞で読むことができます。会場が広いので、1日に起こったこと全てを把握することはできないため、参加者にとってもありがたいサービスです。
1日目のICEロンドン新聞の見出しになった「記録更新(records smashed)」の通り、今回は展示ブースの数は650を超え、会場はICEロンドン史上最大規模だったそうです。
イベント第1日目、空港から直行で会場に着くなりスタッフ一同参加数の多さを実感しました。というのも、荷物預かり所に長蛇の列ができており、理由がコートハンガーが不足していてコートが預かれないからとのこと笑
参加者数も、例年よりも多く、開催者の予想を上回っていたようですね。
昨年はコロナのせいか、エボリューションゲーミングなどが参加していない状況でしたが、今回は、オンカジゲームプロバイダーの大御所が大きなブースを構えていました。その中でも一番大きいブースを持っていたのは、バッファローブリッツで有名なプレイテック、それに次いで大きかったのがエボリューションゲーミングでした。
エボリューションゲーミングは、1日目で新しいライブカジノゲームをお披露目し、業界人をざわつかせていました。クレイジータイムを超えること間違いなしという最新ライブゲーム「ファンキータイム」の詳細は、別の記事で紹介したいと思います。
もちろん、オンカジ界だけではなく、ランドカジノ業界にとっても大事な展示会なので、最新のスロットマシーンやスロット用の椅子、チップの換金機なども展示されていました。
ちなみにラスベガスのカジノで有名なシーザーズパレスの経営会社であるシーザーズ社のスピーチなども行われており、本当に世界が集まっているのだなと感じました。シーザーズが2021年にウィリアムヒルを買収していたなんて初めて知りました。
話は戻ってランドカジノ。スロット台は実際の使用イメージがわかるように、カジノ風のカーペットや照明の元に置かれていたのですが、仕事というよりも、どう見てもただスロットを回しているような人たちの姿もちらほら。
とあるニチカジスタッフも「ちょっと足休めに・・・」と台の前に座ったところ、すぐにパチンコ台の前に座るおじさん化・・・笑
会場内には、もちろん限定グッズが様々な形で配られており、ウィールオブフォーチュンも至る所にありました。ニチカジスタッフもプレイソンで何がもらえるか運試し。
残念賞でシールとミントをもらいましたが、プレイテックはICEロンドン限定の無料オンカジサイトを用意しており、期間中そこのトーナメントで勝つと豪華商品がもらえるなんていうキャンペーンもやっていました。さすが人気プロバイダー!
雨が多いと聞いていたロンドンですが、1日目から最終日まで快晴でした。ロンドンの街でフィッシュアンドチップスを食べよう!なんて言っていた一同ですが、時差ぼけと、とにかく歩きすぎて足が痛かったので観光よりも休足優先(平均年齢アラフォー)。
それでも、業界の最先端を知ることができる、収穫の多い数日間でした。