スポーツくじとは?なぜ違法じゃないの?
日本では賭博が法律で禁止されていますが、コンビニや宝くじ売り場で「スポーツくじ」を見かけることがあります。
そのため、「なぜ賭博は禁止されているのにスポーツくじは購入できるのか」「スポーツくじは違法ではないのか」と疑問に思う方もいるかもしれません。
この記事では、スポーツくじとは何かをはじめ、その仕組みや買い方、なぜ違法ではないのか、さらにメリット・デメリットについて詳しく解説します。
スポーツくじとは?仕組みについて
スポーツくじとは、スポーツの試合結果を予想し、その予想が的中すると当選金を受け取ることができるくじです。正式名称は「スポーツ振興くじ」といいます。
名前の通り、スポーツくじの売上の一部は、日本のスポーツ振興や競技環境の整備などに活用されています。
スポーツくじの種類と賭け方
スポーツくじには、大きく分けて「WINNER」「BIG」「toto」の3種類があります。
WINNER
WINNERは、指定された1試合90分間の試合結果を予想するスポーツくじです。
1口200円から購入でき、オッズは投票状況に応じて変動するため、販売締切までリアルタイムで変わります。
BIG(ビッグ)
BIG(ビッグ)は、コンピューターがランダムに試合結果を選ぶスポーツくじです。自分で予想する必要がないため、サッカーに詳しくない方でも気軽に購入できます。
1口300円で、当選結果と実際の試合結果の一致数によって1等から6等までの当選が決まります。
toto
totoは、指定された5〜13試合の結果を予想するスポーツくじです。「toto」「mini toto」「totoGOAL3」などの種類があります。
1口100円から購入でき、キャリーオーバー発生時には最高5億円の当選金が用意されることもあります。
スポーツくじで賭けられる種目
スポーツくじで賭けられる種目は、サッカーとバスケットボールです。ただし、BIGはサッカーのみが対象です。
主な対象リーグ・大会は以下の通りです。
サッカー
- 明治安田Jリーグ(J1、J2、J3)
- JリーグYBCルヴァンカップ
- 天皇杯
- ワールドカップやAFCアジアカップなどの国際試合
バスケットボール
- B.LEAGUE(B1、B2)
- B.LEAGUEチャンピオンシップ
- B2プレーオフ
- FIBAワールドカップなどの国際試合
スポーツくじはなぜ合法?違法じゃない?
スポーツくじは、スポーツ振興に必要な財源を確保する手段として、1998年に成立した「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」に基づいて導入されました。
日本では賭博が原則として禁止されていますが、スポーツくじはこの法律によって認められている公営くじです。そのため、賭博罪の対象とはならず、合法的に購入することができます。
スポーツくじの買い方
スポーツくじは、公式サイトのほか、楽天銀行やPayPay銀行などの提携サイト、スポーツくじ売り場、コンビニで購入することができます。
ここでは、スポーツくじの中でも特に人気の高い「toto」を公式サイトから購入する方法を紹介します。
- 公式サイト右下の「くじ購入」をタップする

- ①で購入したいスポーツくじを選択する
②で試合結果を予想する(「マルチランダム」を利用してコンピューターに予想を任せることも可能)
③で「購入カートに追加」をタップする
- ①で購入内容を確認し、②から購入手続きへ進む

- 利用する決済方法を選択し、購入を完了する

スポーツくじのメリットとデメリット
スポーツくじのメリットとデメリットを見ていきましょう。
スポーツくじのメリット
- スポーツくじは非課税
スポーツくじの当選金は非課税です。高額当選した場合でも所得税や住民税は発生せず、確定申告を行う必要もありません。これは「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」によって明確に定められています。 - 合法でギャンブルが楽しめる
スポーツくじは、日本で合法的に認められている数少ないギャンブルの1つです。そのため、違法性を心配することなく購入することができます。 - 少額から購入が可能
スポーツくじは1口100円から購入できます。また、オンラインだけでなく、全国のスポーツくじ売り場やコンビニでも購入できるため、気軽に楽しめるのも魅力です。
スポーツくじのデメリット
- 賭けられるスポーツの種類が少ない
スポーツくじの対象となるスポーツは、サッカーとバスケットボールの2種類のみです。また、賭け方にも一定の制限があります。そのため、野球やテニスなどの人気スポーツが好きな方にとってはデメリットに感じる可能性があります。 - 還元率が低い
スポーツくじの還元率は約50%で、オンラインカジノの約97%、パチンコの約85%と比べると低めです。スポーツくじは、スポーツ振興のための財源を確保することを目的として運営されているため、還元率が低く設定されているのも仕方ない部分かもしれません。 - 当選率が低い
スポーツくじは他のギャンブルと比べても当選確率が低い傾向があります。名前の通り「くじ」の要素が強く、高額当選を狙える一方で、当選するのは簡単ではありません。
例えば、スポーツくじの中で最も購入金額が安い「mini toto(1口100円)」でも、1等の当選確率は約243分の1です。一方で、当選金額は1万円前後となることが多いため、高額当選を狙う方には物足りなく感じるかもしれません。
スポーツくじとスポーツベッティングの違い
スポーツくじとスポーツベッティングの違いを表にまとめてみました。
| スポーツじ | スポーツベッティング | |
| 還元率 | 約50% | 約93% |
| 賭け方の自由度 | 低い | 高い |
| 対象スポーツ数 | 2種類のみ | 20種類以上 |
| 合法性 | 合法 | 日本国内からの利用には法的リスクがある |
| 運営主体 | 日本スポーツ振興センター | 海外の民間企業 |
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スポーツベッティングはまだ日本語に対応していませんが、操作性に優れており、賭けられるスポーツの種類も豊富です。また、ライブストリーミング機能を搭載しているため、一部の試合を無料でライブ観戦することができます。
スポーツくじに関するよくある質問
スポーツくじとスポーツ賭博(スポーツベッティング)の最大の違いは合法性にあります。
スポーツくじは、「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」に基づいて運営されている合法の公営くじです。一方、スポーツベッティングは海外の事業者によって提供されているケースが多く、日本国内から利用した場合は賭博に該当すると判断される可能性があります。
スポーツくじの対象スポーツは、現在サッカーとバスケットボールの2種類です。過去には野球を対象に加える案も検討されましたが、関係団体間で調整がまとまらず、導入は見送られました。
スポーツくじは違法ではありません。1998年に成立した「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」によって、正式に認められています。
